2011年
この年も、まだ棒ヤスリの屋外工房。
初めての出張磨き体験講習
まだ、何をどう進めていけばいいのか全く分かっていない。
とにかく必死に磨いてもらいました。
この日、ネックレス用パーツの準備が間に合わず、予算に合わせてストラップを2個作ってもらいました。
時間が限られていたため、ノンストップで作業してもらいました。
机の上がすごいことになってる。
この時、
「新聞紙はだめだ~」って思った。
(一個でよかったかも。)
この年、マリンステイションでも販売開始しました。
懐かしいな~
現在は、ホテル ザ・シーンに変わり、
アクティビティとして、磨き体験セットを置かせていただいています。
夜光貝キーホルダー
ストラップ大
勾玉
当時はいっぱい作っていた。
最近は全然作ってない。
コットンコードよりも革紐の方が、色と質感がよく合う。
2009年イルカ
2010年イルカ
何をどう作るかは分かった。
後はアクセサリー用にどうデザインするか。
↓
2011年 二頭身イルカ
棒ヤスリで作製。
いろんなデッサンを書いて、ようやくたどり着いたのが、
≪二頭身×2.5D≫
平面(二次元)と立体(三次元)の中間のようなデザイン。
ただし、現在の2.5D加工とは全然違う。
パーツに奥行きを持たせないと、どうしてものっぺりとしてしまい、躍動感も出ない。
二頭身なのは、可愛らしさを出したかっただけ。
夜光貝ループタイ
特厚真珠層
カックカクのスクエアパーツ。
エッジの出方がすごいことになってます。
途方もない時間を掛けて、手の感覚だけで作っていた。
今作っても、かなり大変かも。
この年、ループタイづくりにはまっていた。
紐や金具を一通り集めて、色々なパターンを作っていた。
・・・・ただ、売れ行きが芳しくない。
どうやら、ブームは数年前に終わっていたようだ。
翌年、
金具もパーツも、大量の在庫として眠りについた。
磨き体験用ピアスパーツ
ネックレス用のチェーンは14KGF・SV925を使い始めていたが、
ピアスの金具は、この時期はまだ安物だった。
今も昔も小さなピアスパーツは苦手。
画像は磨き体験用パーツ。
昔は色んな体験パーツだしてたな~
丸磨き体験とかもやっていたっけ
ドルフィンテイル
サーファーオーダー
フィンデザイン
今見てもカッコいい
渦潮パーツ
色模様の出し方とバランスの取れた輪郭に仕上がってきた。
肉厚ぷっくりハート
肉厚のハート
これは結構人気が高かった
色模様の見本画像
今でも使っている
このころ、穴の無いルースも結構作っていた。
『マクラメ編み』と言っていたかは覚えていないけど、フレーム包みはチャレンジしていた時期があった。
かご包み編みとか。
勾玉はいっぱい作った
たった10数年前だけど、
当時は参考になる物も何にもない時代。
ネット環境もそうだけど、夜光貝アクセサリーの価値観や認知度がまだまだ低かった時代。
まだスマホも誰も持っていないし。
価格や用途、価値付けで相当悩んだな~
『第二次夜光貝細工時代』が終わりかけていた時期
ありふれたもの、
既存のデザインは正直作りたくない。
夜光貝ではもちろん、
メタルやボーンでもまだ誰も作っていないデザイン。
カメ
モンステラ
ホエールテイル
ドルフィンテイル
渦巻き
勾玉
塊パーツ
虫食いリーフ
ぷっくりハート
立体デザインイルカ
とにかく、いろんなデザインを無我夢中で考えた。
フィッシュフックや玉、ピアスや丸磨きなど、既存のデザインも、
夜光貝の特徴や素材を生かす工夫をするのにも相当苦労した。
夜光貝細工3年目
素材の特徴の把握や、
アクセサリーとしての完成度はまだまだです。
この年から、
『夜光玉を、どれだけ真球に近づけることができるか』
という難問で、頭がいっぱいになっていきました。