Seamam 10th Anniversary!
今年で開業14年目となりました
(2023年時点)
これまでご利用いただいたお客様、
誠にありがとうございました。
これからも
Seamam 夜光貝オリジナルデザインを、
どうぞよろしくお願い致します。
Seamamブログ初投稿の写真。
(2009年10月)
一歳半ぐらいかな
十年以上前に故障してしまった外付けHDD。
winXPの世代。
当時、業者に、『データの回収は10~15万円ほど掛かる』と言われた。
その後のvista、win7、もちろん起動しなかった。
が、win10でまさかの起動。
7・8年前にメーカーに現物を送った時は、
『もうだめですね』っていわれたのに、
先日、試しにつないでみたら見事復活!
今まで、当時の写真は、ブログにアップしている僅かな物しか
見ることができませんでした。
失われたと思っていた、開業前後の3年分のデータがよみがえる。
大したものではありませんが、
10年ぶりに見る写真はやっぱり懐かしい。
せっかくなので、記録用に振り返りながら紹介していきます。
本格的な開業は2010年。
夜光貝細工自体は2009年から始めました。
2009年
基本工具はディスクグラインダーと棒ヤスリのみ、
日々試行錯誤の連続。
始めは販売用に丸磨きばっかり作っていました。
作業途中の丸磨き
グラインダーで荒削りの後は、ひたすら手磨き。
キズチェックをしながら、
腱鞘炎にならないように少しずつ磨く。
完成
クオリテイーは完璧。
今とほとんど変わらないところまで磨けている。
ただ、完全な丸磨きを一個仕上げるのに、2日以上かかっていた。
液状のコンパウンドを塗りながらバフ仕上げ。
コンパウンドが飛び散り、貝が焼けてしまう。
この方法はすぐに却下。
夜光貝ランプ
丸磨きと同時にランプ作りに没頭。
ランプの明かりで絵本を読む
・・・・・「ちょっと暗いんだけど」
前年に完成した、<せとうち海の駅>
漁協直販店海力で丸磨きの販売を開始。
値段も市場(当時)の半分ほどだったのでよく売れた。
30個ほど売ってみて気が付いた。
儲けが全く無い。
そうこうしている間に、知り合いなどから、
アクセサリー用パーツの注文が入るようになってくる。
初めて作ったネックレス用パーツ
ドルフィンテイル
イルカの正確な形がわからず、イメージだけで作った。
カメさん
頭のヒートンが痛々しい
タオルに描かれていたハワイアンホヌを参考にしたので、
オリジナルデザインでも何でもない。
ちなみに、
現在、ショップネームに続く
≪夜光貝オリジナルデザイン≫とは、
「既存のデザインを参考にしない」
という意思表示です。
既存といっても、〇や△ではなく、
誰かがデザインした形のこと。
ドルフィン
これも予備知識なしのイメージだけ
頭部が無い
触っただけで折れてしまうフラワーと
穴の開き方が不気味なモンステラ
今からしてみれば、
とてもお金をもらえるような代物ではないけれど、
一個 2,3時間ぐらいかけて頑張って磨いたのを思い出した。
ただそれでも、2009年当時は貝細工よりも、
漁で使うルアー作りの方に多くの時間を割いていた。
いったい今まで何百本のルアーを作ったのだろうか。
2010年に続く