2010年 


 

スタンディングホエールテイル

 

開業(届)したのが確かこの年。

これを機に、ショップロゴを製作した。(2010年製作)

 

夜光貝細工なのになぜかスイジガイ。

スイジガイは石垣島にいたころから一番好きな貝だった。

文字バランスはイマイチだが、デザイン的には気に入っていた。

のちに、≪OCN≫のホームページサービスの終了とともに、このロゴも終了。

 

ショップロゴ、

今のところ、

「これだ!」・・・というのはできていません 。

 

「納得のいくものができるまでは出せない」

とても不便な性格のため、未だロゴは完成せず。

 

ロゴが無いので、パンフレットも名刺も何にもない。

最近は、「そういうのはもういらないかな」って思っている。

そんなことより、

いかに適正価格でいい物を作ることを考えるのが先かな。

(ロゴ製作を放棄するのには、ちょうどいい言い訳だ。)

 

 2009年はわずかなイメージを頼りに作っていたので、

2010年は、物の形を勉強し、デザイン画も書き、

少しずつですが、アクセサリーパーツ向きになってきました。

 

 

2009年は、イルカ・クジラ・モンステラが特にひどかったので、

写真で勉強、デッサン画を何度も書いて頭にインプット。

 

 この年も相変わらず、道具はグラインダーと棒ヤスリだけ。

 

イメージが正確に、

より精密になるにつれ、

ここから『棒ヤスリ地獄』が始まる。

 

2009年イルカ

のっぺりとしたフォルムが、

↓

2010年イルカ

輪郭はいい感じになってきました。

 

時間はかかるけど、棒ヤスリ一本でもここまでできた。

 

この時期は、

『実用性』という部分を全然考えていなかった。

 

ここでいう実用性とは、

強度と、デザインによる使用時の不具合のこと。

強度は壊れるかどうか。

使用時の不具合は、服や髪に引っかかるとか、角張ってチクチク痛いとかそういうの。

 

 

後は、立体感と使いやすさ、アクセサリーとしての価値観。

 

当時世間で、「高価でも いいよ」・・・と思われていた『ハンドメイドアクセサリー』は、

ハワイ・ポリネシア・ニュージーランドのボーンや翡翠のアクセサリーと、ヨーロッパのカメオだけ。

 

このころの夜光貝アクセサリーの認識は低く、まだまだ世間的には『貝雑貨』だった。

とにかく、早く『ハンドメイド雑貨』というくくりから抜け出して、

どうすれば、『ジュエリー』『アクセサリー』という位置づけまで行けるのかで必死だった。

「真珠と同じ成分なのに」・・・なんて思ってた。

 

 

2009年テイル

カブトムシのツノのようなドルフィンテイルが、

↓

2010年テイル(リメイク)

上のパーツと同じものです。

磨き直しついでに、削り直してしまいました。

今見てもいい感じ。

 

特大ホエールテイル

尾びれの付け根に厚みを持たすことを常に意識してました。

 

 

 

 

2009年モンステラ

間違ってはいないが、ちょっと気持ち悪い。

↓

2010年モンステラ

素材はマベ貝

あともう少しのような気もするが、やりすぎてもいけない。

溝の加工は加減が難しい。 

モンステラデザインは、今もこのシルエットで止まっている。

 

 

2010年フラワー

強度を考えてパーツに厚みを持たした。

デザイン的にはまだまだ。

 

2009年カメさん

ひとつのパーツで表現することはとても難しい。

と言うよりも、甲羅のこと(色模様や厚み)を考えると、使える材料やパーツサイズが限定されてしまい、作っていてまったく面白くない。

↓

2010年カメさん

棒ヤスリで製作

ボディーと甲羅

二つのパーツを組み合わせることで、デザイン・サイズの幅が一気に広がり、よりウミガメらしくなった。

ただ、デザイン的にはまだあまい。

 

 

このカメさん

毎年磨き直しと紐交換を繰り返し、今も大事に使っていただいています。

 

 

細かいデザインは割れやすいため、強度を考えてパーツに厚みを持たした。

デザイン的にはまだまだ。

モンステラもカメさんもフラワーも、棒ヤスリだけで削っていたので、とんでもなく時間が掛かり、とても大変だった。

 

 

 

両面フラット(キンチャクダイをイメージ)

まだまだ棒ヤスリ。

 

これを見た人に、

「くりぬいた部分も使えるから、一石二鳥だね」

と、言われたらしい。?

そんな訳ない。

ポンっと抜けたらどんなに楽か。

 

 

 

立体クジラ

 

 

棒ヤスリ地獄↓

 

立体イルカ

 この辺のデザインになってくると

まさに『棒ヤスリ地獄』

「作りたい」が先行しすぎて、毎回泣きを見る羽目に。

今思い出しても、ゾッとするほど時間がかかっていた。

 

 

オーダーかんざし

 

オーダー ブレスレットパーツ

棒ヤス…リ……

もう嫌だ

 

『ルーターさえあれば……』

 

上の二つの作業で、

棒ヤスリの、そして人力の限界を確信した。

(ルーターとはマイクログラインダーのこと)

 

フルムーンピアス

わざわざ、ダイヤモンドホルソーで抜いていた。

 

塊パーツ

夜光玉 勾玉 しずく

夜光玉は、まだ手の感覚だけで丸くしていた。

 

夜光貝スプーン(ルアー)

いろんな魚が釣れた。

・・・・が、当然金属やプラスチックの方が使いやすい。

手間を考えると、貝である必要は無いかな。

 

 

漁協直販店<海力>に出品

両隣りはモズクとかつお節。

回転式四面ボードはまだこの大きさ。

今は、増設を繰り返し、まるでビルのよう。

 

委託販売用第一弾

ストラップ大

 

第二弾 バレッタ

 

第三弾 夜光貝ネックレス

シンプルだけど、オリジナルサンゴビーズとウッドビーズがよく合っている。

 

オーダーメイド品

 

ブレスレット

 

  

このホエールテイルは最高にカッコイイ。

 

ピアス用♪パーツ

もちろん 棒ヤスリ♪

 

渦巻き模様の<渦潮>パーツ

当時、自分では面白いデザインができたと思ったけど、

模様が奇抜すぎたためか、あまり受けが良くなかった。

最近ではいろんな人が作ってる。

この年は、デザインの重要性をひしひしと感じた。 

何をどう作るかを考えながら、作業するようになってきたので、 

だいぶ見れるデザインになってきた。

 

ただ、

 

アクセサリーとしての使い方、 

素材の何たるかがまだ分かっていない為、

失敗もかなり多かった。

棒ヤスリの作業が本気で嫌になってきた。

 

 

 

屋外工房(野良工房)

粉や騒音で迷惑になるので、移動しながら人気のない所で削る。

が、

やはり人が集まってくる。 

隣に見に来ているのは、レジェンド漁師。 

 

たぶん日本一じゃないかな~ 

よくテレビなんかで、 

『凄腕の』とかって人いるけど、比べものにならない位ずば抜けてたな~。 

何がすごいって、

感覚と身体能力がすごすぎた。

 

今、

この時代の年方は、

みんないなくなってしまったけど、

 僅かだったけど、

同じ時間を過ごすことが出来て、

本当に良かったと思う。 

経験談や昔の話、 

今思えば、自分にとって、

すべてが財産かな。 

 

今頃、 

みんな雲の上でわいわい酒でも飲んでるんだろうな~
 

 

次回に続く

≪手作り品について≫
●完成品のキズチェックはしていますが、わずかな傷が残ってしまう可能性があります。
商品到着直後、気になるキズを見つけた場合、無料で<磨き直し>を対応したいと思います。その場合の片道分の送料は、お客様のご負担となります。

●厳選した質の良い材料を使用していますが、天然素材のため、自然にできたくすみやヒビ、極わずかな虫喰い穴が残る可能性があります。
この場合、<磨き直し>では対応できませんので、 ご理解の上でご購入下さるようよろしくお願いします。

●注文メールの確認が、遅れてしまうことがあるかもしれませんが 、ご了承ください。